こんにちは、りんです🍎🍯
今回は最近ハンガリーで市民の生活を圧迫している物価上昇について書いてみます
ハンガリーは東欧・中欧に位置する途上国です。もともとは物価が安くて有名ですが、今や「物価が安い国」といは言えません。
物価上昇が甚だしい！
※１.https://tradingeconomics.com/hungary/inflation-cpi
ハンガリーの物価は年々上昇していますが、ここ最近はコロナウイルスやウクライナ侵攻が原因で甚だしく高騰しています。もともと物価が安い国なので、他のヨーロッパ諸国よりも上昇率が高いです。
物価上昇を続けていますが、グラフからも分かる通り9月以降の高騰が特に大変な状況。
例えば2022年11月現在、近所のスーパーの食品値段。（100ft＝約35円）
・トマト1kg 1200ft(430円)
・卵10個 1200ft(430円)
・チーズ200g 700ft(250円)
・パン1個 150~300ft(50~100円)
1か月で10円ほど値上がりしている商品がいくつもあります💧特に卵を見れば一目瞭然。Mサイズ10個で400円越え、Lサイズ10個だと500円します。日本だとかなり質のいい卵が買えちゃいますね！笑いたいけど笑えない😅
この物価高の影響はレストランにも。
以前紹介したMenza(メンザ)というレストラン。レシートを見てみたら、2022/9/8の鴨肉リゾットは4990ftでしたが、2022/10/30は5490ftになっていました😅食料の値段が上がっているので値上げは納得できますが、たった1ヶ月で500ft(180円)も値上げするんだ👀という驚きです。
政府の対策
止まらない物価上昇に対し、政府は牛乳や小麦粉などの価格を昨年(2021年)の値段に統制をしています。今後は卵などもこの統制品目のリストに入るようです(ただし、こちらは2022年9月の値段で調節)。
早く円高になってほしい！！！
ここ数日、円安もほんの少しだけ落ち着きましたね。このまま円高になっていって欲しい、、、出来ることならハンガリーの物価も下がってほしい、、😖と願う毎日です。（ただ、ハンガリー人曰く、数年は物価は落ち着かないと思うとのことでした🙃）
ハンガリーが「物価の安い国」ではなくなってきているということを実感していただけたのではないでしょうか。（他のヨーロッパ諸国と比較すればまだまだ安いですが。）
この物価高騰が教員の給料に対するデモにも繋がっているのです↓
では、次のブログでお会いしましょう～！
Szia(シア)～！：ハンガリー語で「さようなら」
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