こんにちは、りんです🍎🍯
今回は、ハンガリー人でウクライナに住んでいた(今も家族はウクライナにいる)方に聞いたお話をお届けします。
ハンガリー人
今回お話を聞いたのはハンガリー人。元々ハンガリーの領土だったがWWⅠ敗戦後にハンガリーからウクライナに併合された地域出身の人です。その地域に住む人はウクライナ国民になりますが、生粋のハンガリー人・ハンガリー語話者です。
今回お話を聞いた方は、ハンガリー語、ウクライナ語、ロシア語、英語、日本語が流暢に話せます。
10〜20年ほど前のウクライナの状況
テレビやラジオ
10~20年ほど前までは、テレビでウクライナ人・ロシア人が共演し、お互いの言語を話していた。というのも、ロシア語はウクライナとよく似てるようです。日本人にとっての”方言”くらい近い言語です。
日本は「言語」というと勉強しないと分からないもので、「方言」はある程度理解できるという認識だと思います。中は、「方言」であっても理解しずらいもの(東北地方や沖縄など)もありますよね😶。
ヨーロッパは少し感覚が違います。「方言」は基本理解できるものばかりで、「言語」も、ものによっては勉強せずとも多少理解できるものがあります。
言語についての記事はこちら↓
ウクライナ語とロシア語は、それくらい似ている言語ということです。幼い頃からテレビではウクライナ語もロシア語も使われる(使われた)ため、ウクライナに住む人はロシア語も理解できるようです👀!
授業
小学校などではロシア語の授業もあったとのこと。ウクライナに住んでいればロシア語を理解することは普通だったと言っていました。
現在の状況
テレビやラジオ
ここ数年関係が悪化してからはロシア語で話す人はいなくなったとのこと。出演者はみんなウクライナ語を使うそう。
現在の生活
お話を聞いた彼は大学進学後からハンガリーに住み、年に数回家(ウクライナ)に帰るという生活をしていたそうですが、ここ2~3年はウクライナに帰っていないとのこと。
「今は国には帰れない。ウクライナ国籍も持っているから、徴兵対象になってしまう。」と言っていたのが印象的でした。(ハンガリー国籍も持っているので、ハンガリーにいれば徴兵されない)
そんな彼の両親は今もウクライナにいます。ウクライナにいる家族は戦場(激戦地)からは離れているものの、戦争開始してしばらくは毎日サイレンを聞く生活をしていたとのことです。ハンガリーとウクライナを行き来するバスなどは動いているので、ハンガリー国内で会うそうです。
隣国のハンガリー
ハンガリーに住んでいると隣の国で戦争が起きているという実感は全くありません。しかし、彼の話を聞くとハンガリー人とウクライナは、歴史的背景のこともあり、切り離せない国だと感じました。
では、次のブログでお会いしましょう~!
Szia(シア)~!:ハンガリー語で「さようなら」
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